除塵機とは?

下水道処理施設の前段に設けられ、流入してくる比較的大きなゴミをスクリーンで捕捉し、レーキと呼ばれる機構にてゴミを掻き揚げて排出する装置です。

種類としては手掻き式と自動式がありますが、ここでは主に自動除塵機を指すものとします。用途が上下水道のインフラ設備となりますのでエンドユーザー様は全国の各自治体様となり公共事業案件となります。

除塵機に求められる機能と素材特性について

自動除塵機を大きく分けると、連続掻き揚げ式と間欠掻き揚げ式に分類され、除去したい対処物に合わせてスクリーンの目幅が概ね20mm~50mm程度に選定されます。使用される材質は従来、SS400(SC材)+塗装という仕様で、水中部に没する部分もあるので、塗装については屋外部と水中部での塗分けが必要となります。近年は機器の高寿命化を考慮し、部分的にあるいは全部にステンレス化が増えてきております。

除塵機の製作方法とは

製作工程は、製缶溶接と機械加工が主となります。又、塗装については塗装種及び塗装膜厚に指定があるため各層毎に注意して施工する必要があります。製品が完成しますと、客先(元請のプラントメーカー様)による御立会検査を実施致します。検査内容としては、書類検査(寸法検査&塗装膜厚検査記録、材料ミルシート、製作工程写真etc)と製品検査(寸法外観、塗装、作動etc)があり、検査合格後に出荷許可となります。

当社で除塵機を製作するメリットとは

完成品の外観主要寸法が公差内にあることは勿論、塗装膜厚も重要なポイントとなります。弊社では設計、製缶溶接、機械加工及び塗装、組立までは社内にて一気通貫でご対応できるのがメリットとなります。

当社が過去製作した除塵機事例をご紹介

当社が過去製作した製作事例をご紹介

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当社では製作から現地据え付けまで一貫してお任せいただけます。図面支給いただけますと、性能はもちろんのこと、安全、コスト、デザイン、納期、自社製造の強みを生かし様々な要望にお応えすべく、色々なご提案させていただきます。除塵機の製作に関しまして、ぜひ当社にお任せください。

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